皆さんボンジーア(Bom dia)おはようございます。
禅信です。
Bom diaはポルトガル語で、ブラジルの朝の挨拶です。
ブラジル・サンパウロ、多くの日本人が住むリベルダーデに
曹洞宗のお寺(仏心寺)が開かれてから今年で60周年を迎えます。
お寺では、御開山の遺徳を偲ぶ法要や檀信徒の無病息災をお祈りする
祈祷法要、先祖供養の法要が修行されました。
この60周年記念法要にご縁をいただいた3人の仲間と18日に
日本を出発し13時間パリを経由して11時間ブラジルの地に到着しました。
まさに、「旅」をしている最中であります^^
ブラジルと聞くと、美味しいコーヒー、迫力のある肉料理、カーニバル・・・
頭の中にはおいしい食べ物と、お祭りのあかるい様子が容易に想像されます。
実際に到着した日の夜に先輩に連れられ、ピカーニャ(牛のイチボ)
のステーキが有名なお店に行きました。
テラス席に座り食事をしていると、隣の席で食事をしていた
二人の男性から声をかけられました。
「皆さんは日本人ですか?」
「私は、少し離れたところにある日系企業で働いていて日本が大好きです」
「ブラジルでの旅を楽しんでくださいね^^」
ポルトガル語は全く分からないので、先輩が話をしていたのを
聞いていただけですが、陽気に明るく私たちを受け入れてくれました。
本音を言えば、治安の悪い所も多くあると聞いていたので旅の同中
何事もなく過ごせるか不安もありました・・
もちろん危険な通りや場所もありますが、お寺に出入りする人、お店の店員さん、
関わる人はみんな明るくてお話をしていると元気を貰えます。
昨日は、先祖供養の法事を務め、夕方仕事終わりに集う参禅者たちと坐禅を行じ、
今日は、お参りに来るお檀家さんや婦人会の皆さんとお茶を交わし、
カラリと晴れた心地よい風に吹かれながらこのブログを書いております。
家を離れ、旅をする中でせっかく遠くまで来たのだから観光地を沢山観たい、、
そんな気持ちをかき捨てて・・束の間の時間ゆっくり過ごせる場所
日本から遠く離れたブラジルの地にも人々の拠り所になるお寺がありました^^
特に日本からの移民が多いサンパウロでは、長い間私たちの先祖がこの地で
勤勉に仕事について来たからこそ、私たちが旅行に来た時にも声をかけてもらえたり、
美味しい食事を振舞ってもらえたのだと感じました。
Bom dia よい一日をお過ごしください^^
※フデの写真はまた次回^^