皆さんこんにちは哲真です。
今月は、いろいろなお寺を訪れる機会が多くありました。
曹洞宗の大本山である、永平寺と總持寺。神奈川県や福井県、長野県のお寺などいろいろ巡ることができました。
猫が多くいるお寺さんなど、それぞれにいろいろな特徴がありもっといろいろ訪れもらいたい寺院です。
そして最近では、町内のお寺さんへ伺い、特派梅花講習を受けてきました。
皆さんは梅花はご存知でしょうか?
梅の花のことではなく、一般的に「御詠歌」と言われる仏様などをたたえてうたう歌のことを言います。曹洞宗では、梅花流詠讃歌といい、お釈迦さま・両祖さま(道元さま・瑩山さま)を讃え、ご先祖さまを敬うこころをお唱えします。略して「梅花」といったりします。
今回は特派講習といい、特別に派遣されて来た方の教えをこうことができました。
特派の方は、この梅花の一流の先生と考えていただければ良いと思います。
もちろんお唱えだけでなく、仏教のことも勉強されているので梅花以外の質問をしても答えてくれます。
そんな先生に教えてもらえたのです。
この特派講習では、各お寺さん毎に梅花講という檀信徒からなる梅花流詠讃歌の講員の方々も参加しておりました。多くは女性の方々です。
雰囲気は写真の感じです。
お唱えが上手いのは当たり前と思うかもしれませんが、話しする内容や間、話題が豊富でずーっと笑っていて終わったという感じでした。人の心をひきつけることができるのです。
お唱えも話しも上手いなんて、参加した講員さんも楽しい時間を過ごしていただけたのではないかと思います。
このように楽しい時間を過ごしながら、お釈迦さま・両祖さまを讃え、ご先祖さまを敬うこころをお唱えするということがとても大切な時間です。
梅花は通常の歌を歌うのとはちょっと違います。歌が苦手の方でもお唱えできることができるのです。
私も歌うことは苦手です。ただお唱えはできます。ご先祖様を供養したいなどのお気持ちがあれば良いのです。
この他にも、法話をきくことができる布教会なども曹洞宗の各県で行っておりますので、菩提寺や近くのお寺さんに聞いてみてください。
是非とも、皆様にこのような機会があれば参加していただければと思います。お寺というものをもっと身近に感じることができると思います。