旅する禅僧

より多くの方々に仏教をお伝えし、日常の仏教を表現していきます

師走

こんにちは、哲真です。

 

今年も終わりですね。

 

師走に入り、早くも雪が降ったりと大変苦労されている地域もあります。そんな中ですが、今年を振り返ってみると、冬季オリンピックFIFAワールドカップなどスポーツが盛んな年となりました。また、東北に在籍するものとしては、白河の関を越えた高校野球の東北地区代表の初優勝も記憶に残りました。過去の事や未来を心配しながらではなく、今を一生懸命に頑張る姿を見ることはとても良いものでした。

 

そのような方々に影響を受け、私も日々の生活を精進して過ごそうとするのですが、まだまだ甘えが出てきてしまいます。いや、甘えをしていてはいけないと思って、また頑張るということを繰り返していた一年でした。皆様はいかがでしたでしょうか。来年は、日々心身共に精進していきたいものです。

 

師走の語源は、平安末期の「色葉字類抄(いろはじるいしょう)」によると、師匠である僧侶が、お経をあげるために東西を馳せる月という意味の「師馳す(しはす)」だというものがもっとも有力な説だと言われており、現代の「師走」という字はこの説をもとに字が当てられたと考えられているようです。

 

寺としては師走だけが忙しいという事もなく、一年を通して忙しい時と穏やかな日があるといった感じです。ただ、師走は法要や多くの行事があり忙しく感じる時でもあります。その忙しさに便乗し、今回の投稿が一日遅れてしまったことをお詫び申し上げます。師走の所為ではなく私が忙しさにかまけていただけです。楽しみにされていた方、失礼いたしました。来年は忘れずに投稿できるようにいたします。

 

来年も皆様にとって良い年となりますようお祈り申し上げます。これからも私の投稿、また推しの投稿者もいるかもしれませんが、今後とも旅する禅僧もよろしくお願いいたします。

 

今シーズンの初雪の写真です