皆さんおはようございます。尚真です。新年を迎え三週間ほど経過し、お正月太りも解消されて来た今日この頃です。本年も宜しくお願い致します。
2019年は皆さんもご存じの通り、五月一日に年号の改正が行われます。また十月には消費税率の10%への引き上げといった、私達の生活に影響を与えるような出来事も予定されています。また翌年の2020年には東京オリンピックも控えています。
そんな時代のターニングポイントとなるような2019年を迎え、年末年始にちょっとしたご縁があった方の影響を受けて今年の抱負を考えてみました。
昨年の年末に千葉県にある温泉に行って来ました。その帰りに成田山新勝寺にお参りして来ました。成田山新勝寺は初詣で有名なお寺ですが、真言宗智山派の大本山で、千年以上の歴史を誇ります。
成田山新勝寺といえばうなぎが有名ですが、もう一つ有名なエピソードと言えば、歌舞伎役者の市川團十郎家との繋がりかと思います。
初代市川團十郎は跡継ぎに恵まれなかったため成田山新勝寺で祈願。お陰で待望の長男を授かった初代團十郎は、その感謝を込めて不動明王をテーマにした歌舞伎を演じたところ、これが大ヒット。
そこで成田山新勝寺に大神鏡を奉納し、屋号を「成田屋」に改めました。その「成田屋」の今の当主が、皆さんご存知、市川海老蔵さんです。
年が明けて、海老蔵さんに密着したテレビ番組を放送していました。過去の暴行被害のイメージもあり、特にファンではありませんでしたが、数日前に成田山に行ったばかりだと言う事もあってか、番組を見てみる事にしました。
番組の中で海老蔵さんは、成田屋のお家芸「歌舞伎十八番」のうち、現在ではあまり上演されなくなった演目の復活上演を積極的に行ったり、プロジェクションマッピングなど新しい要素を取り入れたりと様々な取り組みで歌舞伎の発展に尽力しています。
また本職の歌舞伎の活動だけで無く、現代劇への挑戦やテレビ出演、植樹などの社会活動と様々な分野に挑戦していました。
そんな海老蔵さんに倣い、私も仏道により一層励みつつ、様々な分野で何か自分にできることを見つけ、挑戦して行く事を今年の抱負とする事にしました。
海老蔵さんは来年の2020年に十三代目市川團十郎を襲名する事を発表しましたね。2019年は皆さんにとっても大きな変革の一年となると思いますが、私にとっても良い方向に変化が起きるような一年にしたいと思います。