こんにちは、哲真です。
私の住む宮城県は朝晩は寒いくらいになりました。
朝課では寒さに身が堪えます。
私がいるお寺では、一年を通して様々な動物がやってきます。
犬やネコは当たり前で、タヌキやシカ、カモシカなどが餌を求めて出没します。
(田舎のお寺では結構な「お寺あるある」だと思います)
また、イノシシや熊は出没していないのですが、近くまで熊はやってきてるとのこと。
ちょっと心配ですね。
お寺ではネコを一匹飼っているのですが、先日、黒ネコがお寺にやってきました。
旅してきたのか、または捨てられたのかは定かではありません。
黒ネコと仲良くできるのか見ていたら、しばらく、特有の「シャー」「シャー」と威嚇し合い、その3分後には、「ニャー」「ニャー」となき合い、二人とも寝る。
そして、30分ほど寝た後に、お寺で飼っているネコが歩き始め、太陽があたり暖かい場所に移動し、日向ぼっこを始めました。
黒ネコはどこかへ行ってしまい、その後は姿を見ることはできなくなりました。
この二匹のネコの中に何があったのか、またどうなやり取りをしたかはわかりませんが、今は平穏にのんびり過ごしています。
気になるのは黒ネコのその後なのですが、ネコの縄張り争いに負けどこかに去っていったと思われます。
人が手を出し、救うこともできますが、
「人が勝手にそれをしていいものかどうか。」
「ネコ同士でのやり取りで決まったことなら受け入れることが必要なのではないか。」
と様々はことを考えながら、どうすれば良かったのかは結論がでませんでしたが、「一期一会」という言葉を強く感じる出来事でした。
先週は、近くのお寺での大きな法要に随喜させていただきました。
そこで、多くの方々にお世話になり、またお会いする機会を得られました。
これらの「ご縁」に感謝が必要ですね。